【作・演出】 松本たけひろ
2008年10月8日(水)〜10月13日(月・祝) 中野 劇場MOMO
【cast】 (50音順)
太田清伸
杉山明子
鈴木幸二
高須誠
手塚けだま
林竜三
原口優子 (劇団青年座)
入交恵 (ラズカルズ)
佐藤宙輝 (ラズカルズ)
松本たけひろ (ラズカルズ)
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さて、私は見たのは、10月13日の昼
いきなり脱線しますが、お芝居で席についてから開演まで、たいてい30分程度待つ。
「携帯電話
手元のチラシなんか見ているわけだけれど、それも終わると退屈しちゃうことが多い。
でも、今回は耳になじんでいる椎名林檎の歌がずっと流れてて、退屈しなかったです。
このお芝居のチラシは、暗い黒色の中にガラスの箱にはいったバラの花と花びらのデザインで、
そのビジュアルから勝手に、文学色の強い、暗い重たい(プラスひょっとしてやや難解な)お芝居を想像してました。
でも、始まってみると、ぜんぜんそんな感じじゃなくって、わかりやすく見やすくおもしろかった
背景もさほど込み入ってなくて、説明くさいセリフも不要。
ラブホテルの清掃係の女たちの出てくる導入部からスルっとはいりこめました。
出てくる登場人物は、妄想女、寄生女、浮気女、うそつき男、すがりつき男などなどで、
恋
なんて思ってみていたけれど、途中でふと気づく。
彼らは別にぜんぜん特別じゃないんだ
だいたい、自分の恋愛をまな板の上にのせて、芝居にされそうになって、
「どうぞ。」
と自信をもっていえる人がどれくらいいるだろうか
恋のエピソードのうち、堂々と誰にでも話せる、さしさわりなく、健全な話なんて、
わずかではないだろうか
赤面ものの会話や、見苦しい奪い合い、隠しとかないといけないもの、立ち直れないダメージ…
でも、恋
このお芝居を見ていて、はたから見たら恥ずかしい恋でも、
問題が多い恋でも、騒いで実らせたくせにあっけなく散る恋でも、
どんどん咲かせてみたほうがいい、なんて思った。
落ちたあとでも、花が咲いた事実というは誰にも消せない
ステージの上で落ちた花たちも、見ていた


